千葉市稲毛区のお筝教室 - 片岡啓一お箏教室
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講習会

12/12/2020

1 コメント

 
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昨日、先生をしていた時の仲間からの依頼を受け、箏曲の講習会をしてきました。

音楽の先生のほとんどは洋楽出身で邦楽器に馴染みのある方は少なく、でも授業で教えなければなりません。
ぼくも邦楽が授業に導入された時、途方にくれて同期の先生と「さくらさくら」だけ習いに行くことにしました。
それがきっかけでいま今まで続いているのですが・・・
先生方、特に若い先生は苦労しているので初心者対象で授業に生かせる講習をして欲しいと言われました。

当日、コロナ禍にもかかわらず19名の先生方に集まっていただき、熱気のある時間がスタートしました。
一人では個人指導ができないので、沢井箏曲院のお嬢さんで、かつぼくの大学の同級生でもある沢井麗さんにお手伝いいただきました。
初めは構えや基本奏法から始め、次に沢井忠夫先生の「花筏」を弾けるように段落ごとに練習をしていきました。
この曲は初心者用の二重奏曲で、旋律がきれいで、とても人気のある曲です。
初心者には難しい箇所もあるのですが、さすがは音楽の先生!
みるみるうちに弾けるようになっていきました。
こんなに早くできるとは思っていなかったのでびっくり。
全員で合奏して昼休みに。

休憩後、演奏も頼まれていたので2曲弾かせていただきました。
1曲目は米津玄師の「パプリカ」
依頼してくれた先生と二人で演奏しました。
その先生は忙しい中、何度もぼくの家に来て熱心に練習をしてくれました。
2曲目は沢井麗さんと、沢井忠夫先生作曲17弦二重奏曲「めぐりめぐる」を。
この曲は6月から二人で練習している曲で、一般の方には17弦の二重奏はあまり聞く機会がないと思い選曲しました。
半年以上ぶりの人前での演奏で、緊張感がマックス‼
久しぶりに手が震えました。
なんとか無事に演奏を終え、先生方から盛大な拍手を頂きました。
ちょっとした達成感を味わいました。

午後は授業を想定した指導方法を、みなさんと考えながら進めました。
時間が少しあったので、教科書にも掲載されている「六段」の初段を指導しました。
古典独特の間合いや弾き方など、現代人には感覚的に難しいところがあるのですが、みなさん頑張って習得していただきました。
是非、授業で生徒に披露していただきたいと思います。

終了後打ち上げをしたかったのですが、このご時世。
星野珈琲のパンケーキで締めました。

今日講習に参加していただいた先生が授業で実践して、一人でも多くの生徒が邦楽に関心を持ってくれたいいなぁと思っています。
先生方、よろしくお願いします!





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1 コメント
つつみ しの
12/23/2020 15:39:36

ご無沙汰しております。

15年ほど前に柏の高校でお世話になりました、チューバ吹きのとろりんです。
覚えていらっしゃいますか?

偶然見つけてから、たまーにブログを拝見しています。
意外なところに読者はいますよ(笑)
更新、楽しみにしています。

突然のコメント失礼しました。
大変なときですが、どうかご自愛ください。

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