千葉市稲毛区のお筝教室 - 片岡啓一お箏教室
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浮世絵

11/29/2019

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1週間ぶりの青空です。
以前から気になっていた展覧会に出かけることにしました。

みなさんは浮世絵に関心をお持ちですか?
ぼくは前にも書きましたが大学生の頃から歌舞伎に興味を持ち始めました。
公演のプログラムに江戸時代の歌舞伎の様子を表した浮世絵が掲載されており、自然に浮世絵にも関心が生まれるようになりました。
色々な書籍を読み、また美術展に足を運んでいくうちに想像以上に奥が深い世界だということがわかってきました。

当時の浮き世絵は今でいうところのチラシのようなもので、芸術的な価値は認められていなかったようです。
陶磁器の輸出の際に割れないように品物を包んでいた紙が浮世絵でした。
海外では価値が認められていたので保存されましたが、日本では大半は破棄されあまり残っていません。
今回の江戸東京博物館の「大浮世絵」も大英博物館やシカゴ美術館等所蔵の絵が多く里帰りしています。
歌麿、写楽、北斎、広重などの作品が数多く展示されていますが、平日だったこともあり、あまり混雑せずゆっくり鑑賞できました。
ラッキーなことに、数年前長野県松本市の日本浮世絵博物館で見て一目で気に入った、広重の木曽海道六十九次の「大井」と再会できました。
この作品は雪の中を馬に乗って旅をする場面を描いたものですが、雪の日の妙にしんとした音ではない音が聞こえてくる絵です。
十分に楽しんで外に出ました。

もったいない位の晴天に誘われて両国界隈をぶらぶらすることに。
国技館の前を過ぎると、旧安田庭園があり無料(ここがポイント!)だったので入ってみました。
池を中心とした日本庭園で、和装の花嫁花婿さんが写真撮影をしていました。
その後駅の反対側にある回向院というお寺に行きました。
両国にあるお寺だけに相撲関係の石碑などがあり、奥に進むと意外な方のお墓が!
時代劇でおなじみの江戸時代の義賊鼠小僧次郎吉です。
墓石を削って持つと金運に恵まれるという言い伝えがあるらしく、おばさま達が前立の石を削っていました。
ぼくは一緒に削るのがちょっと恥ずかしかったので軍団が離れるまで待ち、その後削りました。
石の粉が手につく程度でしたがありがたくその粉を財布になすりつけました。
効果があったら後日ご報告いたします。

駅に戻ると隣にあった居酒屋が観光施設にリニューアルされていたので覗いてみることに。
真ん中に土俵があり、それを囲んでお店が数軒ならんでいて外国人観光客がたくさん買い物をしていました。
その中のお蕎麦屋さんで遅めのお昼を取り、総武線で昼寝しながら帰宅。

明後日沢井先生のお稽古があるので今から練習します。



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